さっと作れるベジタリアンパスタ。柔らかくゆでたブロッコリーの味が優しい。
【Italian】ブロッコリーのペペロンチーノ(Aglio Olio e Peperoncino with Broccoli)
(2人分)
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- にんにくは皮をむき、包丁の背でつぶす。唐辛子は種を取り除いて、5mmくらいにちぎる。ブロッコリーは花蕾の部分を小房に分ける。
- 大鍋にお湯(分量外)を沸かし、塩を加えて濃いめの塩水をつくる。パスタと一緒にブロッコリーをゆで始める。(ブロッコリーは柔らかめになるまで、8分ほどゆでる。入れるタイミングはパスタのゆで時間によって調節する。)
- フライパンにオリーブ油とにんにくを加え、強火にかける。にんにくの周りにしゅわしゅわ泡が立ってきたら弱火に落とし、にんにく全体が油につかるようにフライパンを傾けながら、加熱を続ける。(ここでにんにくの香りを油に移す。)
- にんにくがうっすら色づいたら、唐辛子を加えてさらに2分ほど加熱する。
- (2) のパスタのゆで汁をお玉に半分くらいとって、(4) のフライパンに加える。フライパンをゆすって、ソースを乳化させる。醤油も加える。
- (2) の鍋からブロッコリーを取り出して、(5) のフライパンに加える。お玉の背などで、ブロッコリーを荒くつぶす。
- パスタの標準ゆで時間より30秒ほど早くパスタの湯を切り、(6) のフライパンに加える。フライパンの火を止めて、パスタとソースをなじませたらできあがり。(こしょうはお好みで。)
ごくシンプルなパスタですが、ゆで時間の調整が少し難しいです。ここではスパゲティーニというパスタ(約1.6mm)を使っており、ゆで時間は9分なので、ブロッコリーをパスタを入れるより1分ほど早く入れて、パスタを入れてから7分後に湯から上げています。フェデリーニ(約1.4mm)なら、もう少し早くブロッコリーをゆで始める必要があるでしょう。ブロッコリーが茹であがってからのパスタのゆで時間が大体1分半くらい残っていれば、スムーズにいきます。
ブロッコリーをあげてからは手早くしないと、あっという間にパスタが茹であがってしまいますので、器具(ザルなど)はあらかじめお手元に用意しておくことをおすすめします。
ここでは生のブロッコリーを使うレシピにしましたが、普段はもっと手軽な冷凍のブロッコリーを使ってます。冷凍だから早く仕上がるかと思うとそうでもなく、ゆで時間はほぼ同じです。この場合、1人分500ccくらいの冷凍ブロッコリーを使うと、たっぷり食べられます。
ブロッコリーと言えば、アメリカの謎の一つに、サラダに入っているブロッコリーやカリフラワーは必ず生なのはなぜか、というものがあります。サラダバーで「緑黄色野菜を取ろう」なんて思ってブロッコリーをたくさんとると、がりがりの食感でひどい目にあいます。ドイツから来た友人も、「?」と言っていたので、今のところこれはアメリカだけの現象のようです。
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